単行本の次の項のため&X-E5の作例を撮るためにちょいとお茶の水へ。
目的は「東京都水道歴史館」。ちょいと江戸から明治の水道の勉強に。
このあたり、何度も歩いてるのに歴史館に入るのははじめてなのだった。
無料なんだけど、けっこう展示が凝ってて面白かったわー。
江戸から明治への水道の概要がよくわかったので満足。
そういえば昔、ここの公園に猫がいたのだけど、さすがにもういないな。
で、ここまで来たのだから、震災復興公園のテイストを色濃く残す「元町公園」の様子を見に行こう……といったら、なんともリニューアル工事中で、当時からの滑り台も風前の灯火(似見えるけど、モニュメントとして残す予定らしい)。
公園の入口の意匠は残るのかな、たぶん残ると思うけど、かなり古びていた公園ではあったので(何しろ関東大震災後の震災復興公園なのだから古いのだ)、キレイにしたいってのはわかるけど、歴史の生き証人的な良さもあり、残念さもあるですな。
隣の元町小学校はとっくに閉校となっており、一部の校舎(昭和2年竣工の歴史的な校舎)だけが残されて公開されている。部屋の造りやディテールの意匠、廊下の雰囲気なんかは当時の面影が強く残っていて楽しい。コワーキングスペースにもなっている。
旧元町小学校 |
ちなみに「元町公園」の「元町」は「本郷元町」。
「本郷元町」の「本郷」は「湯島本郷」だと言われている。
湯島の本郷の元町なのだ。本当に、元町が古代の湯島郷とどのくらい関係あるかは知らんけど。